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リレーショナル型データベース
Oracleは「リレーショナル型データベース」というタイプのデータベースです。
(Relational=関係:関係データベースとも言います)
そもそもデータベースと一括りに言っても以下の3つのタイプが存在します。
- データを階層の様な形で保持する「階層型データベース」
- データを網の目のように紐づけ管理を行う「ネットワーク型データベース」
- データを列と行の2次元の表で管理を行う「リレーショナル型データベース」
Oracleは3番目に該当するリレーショナル型データベース(以下RDB)で、
データをExcelの様な表の形式で管理を行います。
他に有名なRDBと言えばMicrosoftのSQLServerやAccessなどが挙げられます。
RDBのデータ構成
表の形式で管理すると言ってもイメージしづらいと思うので、ExcelでRDBを
表現してみましょう。
RDBは表(Table)単位で、データを管理します。
その表は列(Column)と行(Row)で構成され、
列はそのデータの意味を表し、行はまとまった1件のデータを表します。
この1件のデータのことをレコードとも言います。
そして、フィールドは「ああああ」や「B」のような1つのデータを表します。
↑のイメージで言う「学生表」は学生のデータを格納する表であることを表し
「学生番号」列にあるデータは学生番号を表し、行は学生表の1件のデータを表します。
Excelを触ったことがある人であれば「そんなの分かり切ってるよ~」と
なるかもしれませんね。
その通り!!!
RDBは非常に分かりやすい構造です。
もちろん少し中身を覗くと複雑な部分が見えてきますが、表面上はとてもシンプル
なのです。
そのため、あまり身構えずゆっくりと学習を進めていきましょう!
今回のキーワード
リレーショナル型データベース(RDB)
データを表単位で管理するデータベース
表(Table)
RDBにおけるデータを管理する単位。
列(Column)
そのデータの意味・項目を表す。
行(Row)
表における1件のデータを表す。
フィールド
1つ1つのデータを表す。