【分かっていない】のに【分かった】と言ってしまう……原因と対処法

【分かっていない】のに【分かった】と言ってしまう……原因と対処法

どうも、カネスズです。

現在は四月。新しい学校に通い始めたり、新社会人として会社に勤めることになった方も多いことでしょう。新しい環境というのは、ワクワクする気持ちもある反面、分からないことだらけで不安に思うことも多いですよね。

そんな新しい環境で起きやすいのが、分かっていないのに分かったと言ってしまうことです。

新しい環境でなくとも、新しい授業内容や仕事内容について上記のようなことになってしまい、痛い目を見たという方も多いのではないでしょうか?

昔は私も痛い目を見ました(´・ω・`)

という訳で今回は、分かっていないのに分かったと言ってしまう、原因対処法をご紹介していきたいと思います。

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何故、分かっていないのに分かったと言ってしまうのか

まずは、対処法を見ていく前に、分かっていないのに分かったと言ってしまう原因を知る必要があります。原因が分かれば、おのずと対処法が見えてくるものです。

主な原因としては、以下の3つ考えられます。どれが自分に当てはまるか、考えながら見てみてください。

コミュニケーション不足

コミュニケーションが不足している相手、つまりあまり親しくない相手から何かを教わった場合「分かりません」「もう一度お願いします」という一言が、どうしても言いにくいものです。

特に、新入生、新社会人ともなれば、周りは知らない人だらけ。分からないと言うことを、
躊躇うというよりは、遠慮してしまうという気持ちになってしまうのでしょう。

相手が急かしてくる

相手が忙しそうに、急いで何かを説明したり教えてくれていたりすると、分かっていなくても勢いに押され分かったと言ってしまうこともあるでしょう。

特に限られた時間の中で仕事をこなさなければならない会社では、よく起こりがちです。
その結果、仕事でミスが発生してしまい、後で怒られるはめになるんですよね……

見栄を張ってしまう・怒られると思ってしまう

これが一番の原因だと思われます。

見栄を張ってしまう、というのであればまだいいのですが、分からないことで「怒られてしまうのでは……」と思ってしまう場合は、少々厄介です。相手が威圧的なのか、それとも自分が考えすぎなのか中々悩ましい問題です。

それぞれの対処法

上記では主な原因を紹介してきました。ここからは、それらの原因別に、対処法をご紹介していきたいと思います。

コミュニケーション不足原因の場合

対処法としては、相手とコミュニケーションを重ねましょう。実にシンプルですが、それができれば苦労しない……という感じですよね。

しかし、ここで相手と親しくなっておけば、今後分からないことを素直に聞きやすい環境を作り上げるのにも役立ちますし、そもそも親しい相手を作るというのは、人生においても大切なことです。

少し勇気を出して、趣味や休みの日の過ごし方などを話し、相手とコミュニケーションを重ねてみましょう。しかし、

私はコミュニケーションが苦手なの!

という方にとっては、なんの対処法にもなりませんよね。

という訳で、そんな方のために、魔法の言葉をご紹介しておきましょう。それはこちら。

分かったとは思うんですけど……また後で聞くかもしれないので、その時はよろしくお願いします

とりあえずこれを言っときましょう。

本当であれば、「分かりません」「もう一度お願いします」などと言うのが一番です。しかし、それが言えないのであれば「分かったと思う・後で聞く」と保険を用意しておくことで、無難にやり過ごすのがいいでしょう。

相手が急かしてくる場合の対処法

これは自分に非がある訳ではないので、中々対処が難しいところです。

対処法としては、上述した魔法の言葉で対応できなくもないですが、こっそり別の人に聞いてしまうのがベストでしょう。

こっそり、というのが重要です。ほかの人に聞いているのを最初に話をしてくれた人が見たら「俺の説明は分かり難かったのかよ!」と気分を害する可能性があります。

もしそうなったら、「忙しそうにしてたので……」と言いましょう。

何度も言いますが「分かりません」「もう一度お願いします」とはっきり言えるのがベストです。相手は忙しいのかもしれませんが、それでこちらが仕事のミスを招いてしまったら、適いません。

見栄を張ってしまう・怒られると思ってしまう場合の対処法

見栄を張ってしまうというのが原因の場合は、残念ながら見栄を張らないでください、としか言えません(-_-)

しかし、分からないことで怒られると思ってしまう場合は、いくつかの対処法……というか、いくつかの考え方を持つことで分かっていないのに分かったと言わずに済みます。

まずそもそも論ですが、分からないということだけで怒って来る相手が悪いのです。あなたに非はありません。これが会社で、さらに新入社員の方であれば、分からなくて当たり前です。分からないことで相手が怒ってきたとしても「分からないのは当たり前だろう!」と開き直ってやりましょう(口に出してはダメです)

次もそもそも論ですが、分からないことで怒られるよりも、分からずに仕事を進めてしまい失敗して怒られたほうが、まずいと思いませんか?つまり、目先の恐怖を回避するために嘘をついてしまっているだけで、結果は変わらないのです。

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ではありませんが、素直に分からないと言ってしまいましょう。

それでもダメだ……という方は、ここまで何度か出てきた魔法の言葉で対処しましょう。後で聞きに行って、やっぱり理解できていませんでした、と言えばきっと大丈夫です。

あまり気負いすぎないようにしてください。

終わりに

ここまで、分かっていないのに分かったと言ってしまう原因や対処法をご紹介してきましたが、いかがでしたか?

何度も言ってしまいますが、素直に「分からない」「もう一度お願いします」と言えるのがベストです。ここで紹介した内容は、素直に上記二つを言えるようになるまでの繋ぎとして、捉えていただくと嬉しいです。

そして、私が一番言いたいのは、気負いすぎないように、ということです。

どうしよう……分かってないのに分かったって言っちゃった……と塞ぎ込んではダメ。それで人生が終わるわけではありません。もっと明るく前向きに、「さっき分かったって言いましたけど、実はチンプンカンプンです!」くらいの気持ちで行きましょう(気持ちです)。

この記事が、悩める人々のちょっとした助けになれば幸いです。

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