どうも、カネスズです。
最近の開発ではVisual Studioを使うことがとても多くなっていきました。
という訳で今回は、私が実際の開発でよく使うVisualStudioのおすすめショートカットキーを
紹介したいと思います。
ぜひ業務の効率化に生かしてみてください。
注意:今回紹介するショートカットの中にはVisual Studio2015以降で使えるものが含まれるので、それ以前のバージョンでは使えない可能性があります。
目次
おすすめショートカットキー一覧
Ctrl + Space
インテリセンスの表示を行います。
インテリセンスとはいわゆる入力補助のことで、変数名・メソッド名・クラス名など
途中まで入力してこのショートカットキーを使えば、候補を表示することができます。
入力時間の短縮や名称を忘れてしまった際にとても役立ちます。
Ctrl + K , Ctrl + C(U)
ソースのコメント化・解除を行うことができます。
コメント化は「Ctrl + K」の後に 「Ctrl + C」を入力
コメント解除は「Ctrl + K」の後に 「Ctrl + U」を入力することで、行うことができます。
範囲選択を行ってから使えば、まとめてコメント化することができるのでとても便利です。
Ctrl + Alt + →(←)
単語単位で選択を行うことができます。
メソッド名や変数名などをコピーする際に、Shiftキーを押しながら選択したり
ダブルクリックで選択状態にしてからコピーを行う方も多いと思いますが、
このショートカットキーを使うことで簡単に変数名やメソッド名を選択状態にできます。
コピーを多用する場面ではとても役立ちます。
Alt + ↑(↓)
カーソルが当たっている行(複数行可)のソースを上下に移動させることができます。
移動先にソースが存在している場合は、移動させているソースと行を入れ替えます。
言葉で説明すると難しいので、実際に試してみることをおすすめします。
ソースを書く位置を間違えてしまった場合に、選択からの切り取り・貼り付けを行わなくても
そのまま移動ができるため、とても便利です。
Ctrl + K , Ctrl + D
ソースのインデントを整えることができます。
ソースを普通に入力している分にはいいのですが、コピーや切り取りを繰り返していると
どんどんソースが崩れてきてしまいますが、このショートカットキーを使うことで
瞬時にソースを整えることができます。
コメント化は「Ctrl + K」の後に 「Ctrl + D」を入力することで使用可能です。
Ctrl + .(ピリオド)
リファクタリングを行います。
変数名やメソッド名を変更したい場合に、それらを使用している箇所の名称も一緒に
変更することができます。
メソッド・変数名の変更は意外と発生するので、多くの場面で役立ちます。
Ctrl + F
検索を行うことができます。
開いているファイル内の文字列やソリューション全体など、広い範囲から検索できるので
とても役立ちます。
システムの規模にもよりますが、一つのソースコードが数千行に達することもあるので
そんなに時にはこの検索機能がないとやってられませんね。
ソースコードの解析・調査を行う際にもよく使います。
F12
メソッドや変数などの定義に移動することができます。
特にソースの修正を行う場合は、その変数がどこで宣言されているのか・メソッドはどんな
処理をしているのかを調べる必要があり、その際に良く活用します。
そのメソッド・変数が別ソースに掛かれている場合などはとてもありがたいです。
F9
ブレークポイントを設置することができます。
マウスでクリックして設置してもいいのですが、意外とあの隙間をクリックしても反応して
くれないことが多いんですよね。
そんな時は「F9」であればすぐにブレークポイントを設置することができます。
F10・F11
デバッグ時にステップイン(F11)・ステップアウト(F10)を行うことができます。
マウスでクリックして処理を進めてもいいのですが、その回数はどうしても多なので
カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ
と少しうるさいですよね。
その点キーボードでの入力なら、音があまりしないので迷惑は掛かりません。
Shift + F9
クイックウォッチ表示します。
デバッグ中に変数の中身を確認したいときに、使うと便利です。
変数にマウスを合わせて内容を確認するよりも、とても見やすいのでおすすめです。
おわりに
ここまでVisual Studioのおすすめショートカットキーを紹介してきましたが
いかがでしたか?
ショートカットキーは実際に使ってみないとありがたみが分からず、覚えるのも
大変なので、どんどん使ってみてください。
この記事が、プログラマやシステムエンジニアの業務効率化に役立つことができれば
幸いです。
それでは今回はこの辺で。
ではでは。