どうも、カネスズです。
前回はVisual Studioのおすすめショートカットキーを紹介しました。
今回は↑に記事で紹介したショートカットキーのEcripse版+αになります。
やはり、IDE(統合開発環境)が変わってもよく使うショートカットキーは変わらないので
すね。(入力するキーは変わりますが)
また、IDE特有の機能に対するショートカットキーもいくつかあるため、覚えるのが大変かも
しれませんが、少しづつ覚えていきましょう。
目次
おすすめショートカットキー一覧
Ctrl + Space
入力補助を行います。
変数名・メソッド名・クラス名など途中まで入力してこのショートカットキーを使えば、
候補を表示することができ、入力時間の短縮や名称を忘れてしまった際にとても役立ちます。
Ctrl + / ・ Ctrl + Shift + /
ソースのコメント化・解除を行うことができます。
「Ctrl + /」でカーソルのある行(複数可)の行頭に「//」が入力され、コメント化
することができ、解除は同じく「Ctrl + /」を入力することで行うことができます。
こちらは1行コメント化したい場合によく使います。
また、「Ctrl + Shift + /」で選択した範囲の先頭に「/*」末尾に「*/」が入力され、
コメント化することができ、解除は「Ctrl + Shift + \(バックスラッシュ)」を
入力することで行うことができます。
こちらは複数行まとめてコメント化したい場合によく使います。
コメントに合わせて、使い分けましょう。
Ctrl + Alt + →(←)
単語単位で選択を行うことができます。
メソッド名や変数名などをコピーする際に、Shiftキーを押しながら選択したり
ダブルクリックで選択状態にしてからコピーを行う方も多いと思いますが、
このショートカットキーを使うことで簡単に変数名やメソッド名を選択状態にできます。
コピーを多用する場面ではとても役立ちます。
Alt + ↑(↓)
カーソルが当たっている行(複数行可)のソースを上下に移動させることができます。
移動先にソースが存在している場合は、移動させているソースと行を入れ替えます。
言葉で説明すると難しいので、実際に試してみることをおすすめします。
ソースを書く位置を間違えてしまった場合に、選択からの切り取り・貼り付けを行わなくても
そのまま移動ができるため、とても便利です。
Ctrl + Shift + f
ソースのインデントを整えることができます。
ソースを普通に入力している分にはいいのですが、コピーや切り取りを繰り返していると
どんどんソースが崩れてきてしまいますが、このショートカットキーを使うことで
瞬時にソースを整えることができます。
alt + shift + r
リファクタリングを行います。
変数名やメソッド名を変更したい場合に、それらを使用している箇所の名称も一緒に
変更することができます。
メソッド・変数名の変更は意外と発生するので、多くの場面で役立ちます。
Ctrl + f ・ Ctrl + h
「Ctrl + f」で開いているファイル内の検索を行うことができます。
「Ctrl + h」はファイルを横断して検索を行います。
システムの規模にもよりますが、一つのソースコードが数千行に達することもあるので
そんなに時にはこの検索機能がないとやってられませんね。
ソースコードの解析・調査を行う際にもよく使います。
F3
メソッドや変数などの定義に移動することができます。
特にソースの修正を行う場合は、その変数がどこで宣言されているのか・メソッドはどんな
処理をしているのかを調べる必要があり、その際に良く活用します。
そのメソッド・変数が別ソースに掛かれている場合などはとてもありがたいです。
Ctrl + Shift + b
ブレークポイントを設置することができます。
マウスでクリックして設置してもいいのですが、意外とあの隙間をクリックしても反応して
くれないことが多いんですよね。
そんな時は「Ctrl + Shift + b」であればすぐにブレークポイントを設置することが
できます。
F5・F6
デバッグ時にステップイン(F5)・ステップアウト(F6)を行うことができます。
マウスでクリックして処理を進めてもいいのですが、その回数はどうしても多なので
カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ
と少しうるさいですよね。
その点キーボードでの入力なら、音があまりしないので迷惑は掛かりません。
Ctrl + d
カーソルのある行のソースを削除することができます。
いちいち範囲選択して削除する必要がないためとても便利です。
Ctrl + Shift + o
import文を一括で編成してくれます。
importが必要な物は自動で生成し、不要なimport文は削除してくれるため
よく使います。
保管アクションからソース保存時に自動でこの機能を実行することができるので、
設定しておくことをお勧めします。
おわりに
ここまでEcripseのおすすめショートカットキーを紹介してきましたが
いかがでしたか?
ショートカットキーは知っているのといないのとでは、業務の効率がかなり違ってくるので
積極的に覚えていきたいですね。
この記事が、プログラマやシステムエンジニアの業務効率化に役立つことができれば
幸いです。
それでは今回はこの辺で。
ではでは。