IT業界におけるインターンシップの内容と流れ。事前にしっかり準備しよう

IT業界におけるインターンシップの内容と流れ。事前にしっかり準備しよう

どうも、カネスズです。

私は現在プログラマとしてIT企業に勤めているのですが、最近はインターンシップ生を
よく見かけます。私もインターンシップを通じで現在の会社に入社することになったので
とても懐かしい気持ちになりました。

当時はインターンシップってどうなことをするのかな……と期待と不安が入り混じった複雑な心境でした。この記事をご覧の皆さんもそんな気持ちなのではないでしょうか?

私は客先常駐開発と言う開発を主に行っていたため、様々なIT企業を見てきました。
客先常駐に関しては↓記事をどうぞ。

システム開発における客先常駐(派遣)開発の特徴を開発者視点で解説!
システム開発における客先常駐開発について、エンジニアが開発をする観点での特徴やメリット・デメリットを紹介しています。IT業界へプログラマやSEとして就職・転職を考えている方の参考になれば幸いです。

そのため、他社で行われているインターンシップについても知っているのですが、やはり大体は同じような内容で行われているようです。

というわけで今回は、私の経験に基づくものになってしまいますが、IT業界におけるインターンシップの内容とその流れをご紹介したいと思います。

※注意:インターンシップの内容は、当たり前ですが会社によって様々です。今回紹介する内容は「こういう会社もある」と言う一例としてとらえてください。

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IT業界におけるインターンシップの内容

インターンシップは下記の内容が行われることが多いです。

  1. 会社・業界説明
  2. 個人情報取り扱いテスト
  3. 業務説明(見学)
  4. 課題(開発)
  5. グループワーク
  6. 成果発表

それでは1つ1つ見ていきましょう。

会社・業界説明

インターンシップに参加する会社やIT業界についての説明を聞きます。一般的な会社説明会での内容と同じようなものでしょう。

会社の歴史や強み、今後の目標、IT業界の特徴などを詳しく聞くことができます。会社や業界に関する質問がある時は、普段では聞けないようなことも聞けるかもしれません。積極的に質問してみましょう。

情報の取り扱いに関するテスト

IT企業に限ったことではありませんが、個人情報や機密情報の漏洩に対してとても敏感になっています。そのため、インターンシップ前に簡単なテストを行うことがあります。

テストといっても身構える必要はありません。問題と一緒に参考資料が渡され、それを見ながらテストを行うので難しいことはありません。

とは言え、情報を取り扱う上で大切な知識です。真面目に取り組み、テストの内容をインターンシップでも生かしましょう。

業務説明(見学)

具体的な業務内容の説明を聞くことができます。

IT企業ということで業務内容と言えばシステム開発です。具体的なシステム開発の流れを
開発の工程別に要件定義、設計、製造、テストというように詳しく解説してくれるでしょう。

情報漏洩の危険性からすべての会社というわけではありませんが、実際に開発の流れを見学させてもらえる場合もあります。

IT業界が未経験の方であれば仕事のイメージをつけるとても貴重な経験になると思うので、
しっかり話を聞き、質問もいっぱいしちゃいましょう。

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課題(開発)

インターンシップのメインとなるのがこの課題(開発)です。

主に行うのは開発における製造部分ですが、設計やテストも行う会社もあるようです。
開発するものはAndroidアプリ・Webアプリ・ツールなど様々ですが、多いのはやはりゲーム開発ですね。

作っている間も、作った後も楽しいですしゲーム開発は人気があります。インターシップ先の会社がゲームの開発会社でなくても、ゲーム開発をインターンシップに取り込む会社は多いようです。

インターンシップ参加者に多数決を取って、何が作りたいかを決めている会社もありました。基本的にインターンシップは複数人で行うのですが、その中からチームに分けて開発を行います。そのため、チームの中でシステムの○○担当というように役割分担が行われるかもしれません。

デザイン系が得意な方、アルゴリズムを考えるのが得意な方など、得意な分野を生かすことができるでしょう。

グループワーク

グループワークは課題中に数回、課題後に1回行う会社が多いように思います。グループワークの内容も課題に関するものもあれば、IT業界に関すること、全く関係ないことなど様々です。

仕事での問題解決にグループワークは欠かせませんし、グループワークを通してチームメンバーとのコミュニケーションをとることが出来るので「早く打ち解けてもらう」と言う意味でも活用されます。

グループワークは就職活動でも良く行われるもののため、いい練習の機会になると思いますよ。会社へのアピールにもなりますし、積極的に発言していきましょう。

成果発表

課題で作成したものやインターンシップを通して学んだことを社員の方々に発表します。
この発表会には部長や社長クラスの人が出席する可能性があるため、気を引き締めて発表しましょう。

発表にはofficeソフトのパワーポイントが使用されることが多いので、今のうちに少し勉強しておくとよいでしょう。

この成果発表を終えれば、インターンシップ終了です。会社に印象を残すためにも、お世話になった方たちへの挨拶回りは忘れずに行いましょう。

おわりに

ここまで、IT業界におけるインターンシップの内容とその流れを紹介してきましたが、いかがでしたか?

インターンシップは、学生さんであれば会社を知るいい機会になります。さらに、そこで良い印象を持ってもらえれば、就職活動も有利に運ぶことが出来るでしょう。

予習ではありませんが、この記事の内容を参考に準備をしてみてください。

この記事が、多くの方の参考になれば幸いです。

それでは今回はこの辺で。
ではでは。

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