どうも、カネスズです。
システム開発を行うには、IDE(統合開発環境)をよく使いますよね。
「Visual Studio」や「Eclipse」など、とても高性能で開発には欠かせません。
しかし、IDE以外にも開発で役立つツールは数多く存在しています。
という訳で今回は、無料で使えて開発の効率を大きく向上させてくるれツールを
ご紹介したいと思います。
※注意:ツールの使用やライセンスについては、変更されることがあるため使用の際はご注意を
おすすめ無料ソフト一覧
- サクラエディタ
- IPメッセンジャー
- A5M2
- winmager
- git
既に開発で導入している所もあるかもしれませんね。
それでは1つひとつ見ていきましょう。
1.サクラエディタ
フリーウェアとして配布されているテキストエディタです。
http://sakura-editor.sourceforge.net/index.html.ja
無料で使えるにもかかわらずとても高機能で、ソースコードの編集や
Grep(テキストファイルからの文字列検索)、キーワードの協調表示や
アウトライン解析など様々な場面で活躍します。
IDE上で書いたソースを一部抜き出しサクラエディタで編集したり、Grep機能で
フォルダに含まれるすべてのソースから特定のメソッドが呼ばれているかの調査、
さらにはHTML・XMLなどのファイルを表示したりと、私はサクラエディタなしで
開発を行えない体になってしまいました…
そのくらい便利なソフトです。
ぜひ開発に取り入れましょう!!
2.IP Messenger
同じLAN内にいるユーザーと簡単にメッセージの送受信ができる、フリーソフトです。
システム開発はチームで行うことが多いですが、チーム間でのメッセージのやり取りに
メールを使っていると少し面倒ですよね。
特に、口頭では覚えずらい数列やコード類など、開発で必要な情報をやり取りする際には
頑張ってメモに書いて渡したり、メールで送るという手段を取っている方も多いのでは
ないでしょうか?
そんな時にこの「IP Messenger」を使えば簡単にメッセージの送受信が可能です。
ファイルやフォルダの転送やログも見ることができるので、チーム内でメールのやり取りを
する機会が激減します。
難しいネットワークの設定も必要ないため、手軽に導入できる点も嬉しいですね。
3.A5M2
A5M2(A5:SQL Mk-2)はフリーのSQL開発ツールで、様々なデータベースへ接続し
SQLの実行やテーブルの編集を行うことができます。
特徴はなんと言っても操作の簡単さにあります。
データベース関連のツールはどうしても操作が難しい印象がありますが、A5M2はGUI
で簡単に操作を行うことができるので、初心者でも安心ですね。
また、開発資料の中でデータベースの構造を扱うときがあるのですが、その際この
A5M2で出力したER図をそのまま資料として使うこともある程、
とても高機能なツールです。
SQLの入力支援機能やExcelとの連携、CSV形式でのデータエクスポート・インポートなど
もできるので、データベースを扱うのであればぜひ入れておくことをお勧めします。
WinMerge
フォルダやファイルの比較・マージができる無料のソフトです。
Windows10には最初からインストールされているので、目にしたことのある方も
多いと思います。
システム開発をしていると、ソースコードを修正したり追加したりと様々な編集を
行いますよね。
その際もとに戻せるようにとバックアップを取ると思いますが、ソースを見比べても
どこをどう直したのかは分かりにくいです。
WinMergeはそんなソースコードを比較するのにとても役立ちます。
ファイル間で差があるときはマーカーが引かれるため、変更箇所をすぐに
調べることができますし、マージ機能もあるのでその場で編集することも可能です。
システムの新規開発で使う機会は少ないかもしれませんが、システムの改修や修正・調査
などではよく使うでしょう。
git
システム開発は基本的にはチームで行います。
チームメンバーはそれぞれが担当する箇所のソースを作成していき、それらを組み合わせる
ことで大きなシステムを作っていきます。
git(ギット)はそんなプログラムソースの変更履歴を管理するためのシステムです。
誰がどのようにソースを編集したかはもちろん、その比較やマージも行うことができるため
多くのプロジェクトでソースを管理するために使われています。
設定や使い方等少し難しい部分がありますが、下記サイトで詳しく書かれているので
参考にしてみてください。
http://www.backlog.jp/git-guide/
おわりに
ここまで、システム開発で役立つおすすめツールを紹介してきましたが
いかがでしたか?
今回紹介したツールやシステムはすべて無料で使うことができます。
本当にありがたいことですね。
会社によってはこれらのツールをPCにインストールすることを禁止している場所も
ありますが、使えるのであればぜひ使いましょう。
この記事がシステム開発を行っている方のお役に立てれば幸いです。
それでは今回はこの辺で。
ではでは!