どうも、カネスズです。
最近ニュースで見たのですが、男子中高生の将来なりたい職業ランキングの1位が、プログラマやSEなどのITエンジニアらしいですね。
ソニー生命保険、中高生が思い描く将来についての意識調査2017年
現在プログラマとして働いている私としては、少し誇らしいです。
このランキングは中高生を対象としたものですが、もちろん30代、40代の方も今の仕事を辞め、ITエンジニアとして働いてみたい！
と思っている方も多いのではないでしょうか？
今回は、30代、40代からITエンジニアを目指し転職すことについて、そしていくつかの注意点を書いていきたいと思います。
目次
30代、40代からITエンジニアを目指すことは可能？
単刀直入に言ってしまえば、可能です。
事実、私がプログラマとして働いている中で、30代、40代の方が転職してくることがよくあります。前職もITとは無関係な仕事をなさっており、「ITエンジニアに憧れて！」と言う方がとても多いですね。
単純に今のIT業界は人手不足と言うのもありますが、30代、40代でIT業界への転職を決める覚悟と熱意が採用に繋がっているのだと思います。
そういう方は、向上心が高い方が多く勉強を自主的に行い、即戦力となってくれる方が多い印象です。
最近は様々な業務にIT化が進んできています。そのため、前職はITとは全く無縁の職業でもいざその職業でIT化を進めることになった際は、「プロジェクトチームに召集される」と言ったこともあるでしょう。
どんな知識・経験でも生かすことが出来るのが、ITの良い所なのかもしれません。
未経験でも転職可能？
プログラマやSEなどのITエンジニアは、まさに技術職です。働くとなれば、それなりの技術が要求されます。
そこで気になるのが、未経験でも30代40代からITエンジニアとして転職することは可能なのか？と言う部分でしょう。
結論から言えば、未経験でも問題ありません。しかし、それなりの努力は必要です。
新卒の社員であれば、新人研修会などに参加し１から教育を施すということはありますが、30代40代の方を１から技術者として育てていくとなると、会社側としては厳しいでしょう。
そのため、転職を行う前に自主的な勉強を行い、ある程度知識と技術を持ち合わせておかなければ転職は難しいです。IT企業への転職を考え、「思い立ったが吉日！転職だ！」…ではなく、ある程度勉強を行ってから転職活動を行いましょう。
勉強はどのように行えばいいの？
IT業界への転職を考え勉強を始める方も多いと思いますが、独学での勉強では限界があります。さらに、IT技術と言うのは常に進歩しており、ネット上の知識では古いこともあり、最新の技術を学びつつ開発のノウハウを学ぶとなると、自分一人の力では難しいです。
最近ではITエンジニア向けのスクールも数多く存在します。それらを活用し、基盤となる知識・技術を身に付けることが、ITエンジニアになるための一番の近道だと思います。
以下に、おすすめITエンジニア学習スクールの一部を簡単にご紹介します。興味のある方は見てみてください。
WebCamp
短期間で集中して知識・技術を身に付けたい方にお勧めのスクール。1か月で一気に学ぶことが出来ます。コースとして、Webデザインコース、プログラミングコース、iPhoneアプリコースなどがあります。
1ヶ月通い放題のフレックスコースも存在し、毎日11時から23時までの間であれば、自由に通うことが出来、自分だけのカリキュラムを組むことが出来ます。
さらに、スマホやPCから講師に質問が出来るので、自宅で予習・復習をする際にもおすすめです。
興味のある方は、1度説明会に参加してみることをお勧めします。
CodeCamp
「スクールに通うのは大変だから、自宅で学習を行いたい」という方にお勧めなのが、CodeCampです。内容も、Webデザイン、プログラミング、アプリ開発などがあります。
レッスンの時間も毎日7時から24時まで受けられるので、仕事前、仕事終わりになど自分のライフスタイルに合わせて学習を行うことが出来ます。
講師の方も200名以上在籍しており、レッスンに合わせて講師を選ぶことも出来るので「この講師の方は分かりにくいな…」となっても安心ですね。
無料体験レッスンも充実しているので、興味がある方は試してみてください。
30代40代でIT業界へ転職する際の注意点
ここまで30代40代でIT業界に転職することは可能だと書いてきましたが、その際に注意（覚悟）しなくてはいけないこともいくつか存在します。
ここでは、特に注意しなくてはいけないものを２つご紹介します。
周りの社員よりも勉強をしなくてはいけない
30代40代でIT業界に入るということで、知識・技術・経験が周りの社員よりも不足していることは仕方ありません。
そのため、日々勉強を行う継続した努力が必要になります。
年を重ねると、学生の時のようにすらすらと内容が頭に入ってこない……と言うこともあるでしょう。しかし、それを乗り越えてITエンジニアとしてレベルアップすることが求められます。
年下の社員が多い
IT業界は、まだ若い企業がとても多いです。企業が若いとそこで働く社員の平均年齢も自然と低くなってきます。
その中に30代40代で転職を行うとなると、年下の社員の方と一緒に開発を行うことになるでしょう。年下の上司ができてもおかしくありません。
この部分は、しっかりと理解し覚悟しておかなくてはいけません。
しかし、転職してずっと年下の上司の元で働くかと言われれば、そうでもありません。
追い越せばいいのです。
IT業界…..と言うよりも技術職全般に言えることですが、知識・技術を持っている方がどんどん昇格していきます。そのため、転職直後は自分の立場に不満を持ってしまうかもしれませんが、会社に自分の知識・技術が認められれば、すぐにIT業界の最前線で戦うエンジニアになることが出来るでしょう。
そのためにも、日々技術を磨いていきましょう。
おわりに
ここまで、IT業界へ30代40代からの転職について書いてきましたが、いかがでしたか？
IT業界への憧れを持つ気持ちはよくわかります。私も学生時代からIT業界、特にプログラマになることを夢見てきました。システム開発を行い第一線で活躍する技術者になる。そんな目標を持っていると勉強もとても楽しくできました。
30代40代だからと言って、その夢をあきらめる必要はありません。ぜひ、その夢に全力で挑戦してみてください。
この記事が、IT業界への転職を考えている方の参考になれば幸いです。
それでは今回はこの辺で。
ではでは！