どうも、カネスズです。
システム開発には欠かせないデータベース。
近年はその種類も増え、エンジニアはデータベース選択の幅が増えたとともに
新しい知識の習得に大忙しです。
これからエンジニアを目指している方は、
「どのデータベースについて勉強すればいいのだろう?」
と迷ってしまいますよね。
という訳で今回は、私がプログラマとして開発を行う中で使用頻度の高い
データベースランキング:トップ3を紹介していきたいと思います。
注意:このランキングは私の使用頻度を参考に作られたものです。ご留意を。
1位:SQLServer
堂々の1位はSQLServerです。
SQLServerはMicrosoft社が提供しているデータベースで、
後述するオラクル社のOracleとシェアを争っている製品です。
特徴は何と言っても操作性・導入のしやすさでしょう。
GUIの管理ツールが充実しているため、DBの構築からテーブルの作成・データの編集まで
簡単に行うことができます。
また、性能面でも折り紙つきです。
個人で使うようなシステムから、大規模なWeb系システムでも高いパフォーマンスと
信頼性を実現しています。
この、操作性と性能面から大小様々なシステムで採用されているため、
開発での使用頻度はとても高いわけですね。
2位:Oracle
第2位はOracleです。
Oracleはオラクル社が提供するデータベースで、SQLServerとシェアを争っています。
性能面ではSQLServerよりも高いように思えますが、大して差はないでしょう。
同じくコスト面もSQLServerより高くなる傾向にあります。
更には必要とされる技術面も高い人材が必要とされます…
DB界の3高とも言えるオラクルですが、比較してみると
「SQLServerのほうが圧倒的に良いんじゃないの?」
と思えますよね。
実際私も開発でどちらを使いたいかと効かれたらSQLServerを選びます。
そのOracleがなぜSQLServerとシェアを争っているのか、それは…
ブランド力です!
ブランドで言えばMicrosoftの方が有名ですよね。
しかし、DB界ではそうでもありません。
近年でこそOracleとシェアを争っているSQLServerですが、
当初は性能があまり良くなかったのです。
大規模なシステムでは使えないため、中小のシステムで多く採用されていました。
しかし、Oracleは昔から高い性能・信頼性を保持していたため、
大企業などの大規模なシステムではOracleが使われることがほとんどだったのです。
その昔からの人気があるために、現在でも使われることが多いんですね。
3位:Access
銅メダルの3位はMicrosoft社のAccessです。
1位のSQLServerと同じくMicrosoft社の製品です。さすがはMicrosoft…
特徴としては、抜群の操作性。
DBの知識がなくても簡単に操作することができます。
普通のDBでは何かシステムと連携することが前提となっていますが、
Accessの場合、それ単体でシステムとして稼働することができます。
というのも、Accessにはフォームと言うものが用意されており、
データの入力や出力と言った簡単な画面であればすぐに作ることができるのです。
もちろんシステムと連携して使用することも可能ですが、性能は…
あまりよろしくありません。
そもそもAccessは個人的な使用には向いているのですが、多人数・多データ量の
使用には向いておらず、使用者が多いと、データの操作権がバッティングし
操作できなくなったり、データが増えすぎるとデータそのものが破損して
しまう可能性があるのです。
そのため、大規模なシステムには向いておらず、小規模…
できて中の小規模なシステムで使うことがメインとなるでしょう。
しかしながら、性能が低いと言っても小規模なシステムであれば
問題なく使用することが可能で操作・導入の手軽から採用されることが多いようです。
まとめ
ここまで3つのデータベースを紹介してきましたが、いかがでしたか?
今回紹介したデータベースの他にも「MySQL」や「PostgreSQL」など、
様々なデータベースが存在します。
今はSQLServerやOracleの利用頻度が高いですが、今後新しいデータベースの登場で
過去のものになっていくこともあるでしょう。
我々もそういった新しい技術・知識に対して常にアンテナを張っておき、
技術に置いていかれないよう頑張っていきましょう!
それでは今回はこの辺で。
ではでは~