どうも、カネスズです。
2月ということで、内定が決まり休みを満喫している人、社会人に向けて準備している
人が多いのではないでしょうか?
そんな中、IT業界からプログラマとして内定をもらったんだけど、
実際どういう仕事するの?
と考えている方のために、現在プログラマとして働いている私が、
プログラマの仕事についてお話ししたいと思います。
目次
どんな仕事をするのか
どんな仕事?といってもこの業界色々な仕事がありますので
新人プログラマさんの仕事を中心に書いていきます。
主な仕事は次の4つです
- 勉強
- 雑務
- システムの単体テスト
- コーディング(プログラミング)
それでは一つずつ見ていきましょう。
勉強
勉強が仕事、と聞くと学生の様な感じがしますね。
しかし、この勉強は給料としてお金をもらいながら行う立派な仕事なのです。
なので、学生気分のままではいけませんよ。
新入社員は、入社後大抵研修から始まります。
研修の仕方も様々で、社内から課題を出されて、それをこなしていくものから
他社の合同研修会に参加し、学校の授業の様な形式で行うものもあります。
期間は数週間~1年以上とかなり幅があり、一概には言えませんが
私は3か月でした。
もちろん、入社後すぐ開発プロジェクトに加わり、実務を通じて勉強していく
会社もあります。
研修の内容は以下の4つが主に行われます。
- ビジネスマナー
- 基礎知識
- プログラミング言語
- 開発の流れ
それぞれどんなことを学習するのかを、簡単にまとめておきます。
ビジネスマナー
敬語の使い方、電話対応、名刺交換、報連相について、ビジネス文書の書き方など
IT業界に関係なく、社会人として必要なものが多いです。
基礎知識
IPAのITパスポートや基本情報技術者試験の内容を学習します。
IT業界は情報系の専門学校や大学以外から来る人もかなり多いので
本当に基礎の基礎から勉強を行います。
そのため、未経験だから不安だなぁと思っている方も安心してください。
プログラミング言語
こちらもまた、基礎の基礎から始まります。
言語としてはC言語やJavaが多いようですね。
開発の流れ
学んだ言語を活用して、実際に開発を行います。
ここでは技術力を高めるというより開発のの流れを学ぶのが目的です。
雑務
雑務に関してはどの会社でも同じ、新人の仕事ですね。
電話対応や掃除、お客さんへのお茶出しなど色々あります。
ですが、新人でも雑務をほとんどせずに、開発だけを行う人も意外と多いのです。
その理由は、IT業界は大企業でない限り常駐開発がほとんどだからです。
開発の形態(労働形態)は大まかに社内で開発を行うものと客先に常駐して
開発を行うものの2つに分けることができます。
この二つも、自社開発・受託開発や客先常駐開発・特定派遣などに分けることが
出来るのですが、ここではその説明は割愛します。
↓にプログラマの労働形態を記事にしているので、良ければ見てみてください。
常駐開発はその名の通り、システム開発を行っている他社に常駐し
その会社で開発を行うことです。
他社に常駐していると、まず電話には出ません。というか出てはいけません。
※参加しているプロジェクトに関する電話に出ることはありますが、新人さんが出ることはほとんどないでしょう
お客さんへのお茶出しを頼まれることもありませんし、掃除をさせられることも
余りないでしょう(掃除をしていてその会社のゴミから機密情報が洩れる可能性があるため)
そのため、社会人となりエンジニアとして数年たっても、電話対応やお茶出しをしたことが
ないという人はゴロゴロいます。
なので、常駐開発を行う場合は雑務が少ないかもしれません。
システムの単体テスト
システム開発に携わるほとんどの新入社員は、この単体テストが主な仕事になるでしょう。
単体テストとは
印刷ボタンを押す→データが印刷されることを確認
わざとエラーを起こす→エラーメッセージが出ることを確認
のように一機能ごとに動作を確認するものです。
テストは単体テストのほかに、結合テスト、システムテストが
ありますがここでは説明を割愛します。
単体テストを行うことは簡単です。ですが、楽ではありません。
テスト項目が100や200は当たり前、1000を超えるものもざらです。
この膨大な量と単調な動作の繰り返しから、精神がすり減ります。
その結果流れ作業になってしまい、不具合を見逃し怒られる、という流れを何度か味わいました。
単体テストは簡単ですが、重要な仕事です。
雑にならず、しっかり行いましょう。
コーディング(プログラミング)
新人さんで最初からプログラミングを行うというのは、あまりないかもしれません。
まずは単体テスト。その次にテストで見つけた不具合を修正させてもらえるようになる。
さらにその次に一からプログラミングを行う、という意流れが普通だと思います。
(私はいきなり一からのプログラミングでしたが……)
新人さんが行うプログラミングの内容としては、上述した不具合の修正が主なものに
なるでしょう。その修正も簡単なものが多いと思います。
例えば、
エラーメッセージの文言が違うため正しく修正
表示する内容が、項目内に収まらないため幅を広くするように修正
などなど
そんなのがプログラミングって言えるのか?
と疑問に思う方もいるかもしれませんが、最初はこんなものです。
この修正するを過程で、先輩方が書いたソースコードを目で追っていき
どこを修正すればいいのかを探すのもいい勉強になります。
どんどん先輩方の技術を盗んでいきましょう。
最後に
新人プログラマの仕事について書いてきましたが、いかがだったでしょう。
思っていた通りだった方、意外だった方様々だと思います。
これらの内容は私の経験に基づいて書いているため、絶対こういう仕事をする!
という訳ではないのでご了承ください。
最後に生意気ながらプログラマの先輩として、新人さんにアドバイスを。
- ミス・遅れを隠すな!
- 分からないことがあったら、相手が忙しそうでも聞け!
この二つです。
どちらも後回しにするとひどい目にあいます。
経験者が語っています。信じてください。
という訳で、新人プログラマに送る、プログラマの仕事でした。
プログラマとして内定をもらった、プログラマを目指している
という方の参考になれば幸いです。
それでは、またどこかで。
ご拝読、ありがとうございました。