各集合演算子の利用
前回は集合演算子の各演算子や使用条件・特徴など、触りの部分を紹介しました。
今回は下記演算子の使用例をご紹介していきます。
- UNION
- UNION ALL
- INTERSECT
- MINUS
UNION
UNIONは2つの取得結果のうち、重複したデータを削除して結合し取得する集合演算子です。
年が”1”の学生と部活IDが”1”の学生をそれぞれ取得しています。
UNIONで結合すると、同じデータは削除されていることが分かります。
UNION ALL
UNION ALLは2つの取得結果のうち、重複したデータを含めて結合し取得する集合演算子です。
SELECTで取得するデータはUNIONと同じですが、UNION ALLを使うと重複したデータを含めて結合されていることが分かります。
INTERSECT
INTERSECTは2つの取得結果のうち、重複したデータだけ結合し取得する集合演算子です。
重複したデータのみが表示されていることが分かります。
MINUS
MINUSは2つの取得結果のうち、2つ目の結果にないデータだけを取得する集合演算子です。
部活IDが”1”のデータを取得するSELECT文の結果にないデータのみ取得されていることが分かります。