身近に・手軽にできるセキュリティ対策 情報漏洩のリスクを減らそう!

身近に・手軽にできるセキュリティ対策 情報漏洩のリスクを減らそう!

どうも、カネスズです。

最近よくニュースで報道されている情報漏洩の問題。

本人は軽い気持ちでも、会社にとっては大損害です。

私はそんなことしないから大丈夫!」と思っている方もいるでしょう。

確かに、あなたは情報を持ち出すこと無いかも知れません。

しかし!あなたにその気がなくても、悪意を持った人物があなたのPCや持っている資料から

情報を抜きだし、不正に売買している可能性があるのです!

怖いですね…

しかし、あなたがちょっと気を利かせることでそのリスクを減らすことができるのです。

今回は、そんな情報漏洩のリスクに対して身近で、手軽にできるセキュリティ対策を紹介

したいと思います。

身近・手軽にできるセキュリティ対策

セキュリティ対策と聞くと、パソコンの設定やネットの知識、セキュリティソフト、

費用のことも考えないと…

と少し身構えてしまうかもしれません。

確かにそれらのことも大切ですが、もっと身近に・手軽にできるセキュリティも

存在します。

一つひとつ紹介していくので、ぜひ実践してみてください。

1.席を離れる時にコンピュータをロックする

オフィスには意外と社員以外の人が多くいます。

清掃員やお客さん・警備員や宅配業者など様々です。

中にはそれらの人を装った悪意のある人間も……

仕事中のパソコン画面には色々な情報が表示されているでしょう。

顧客情報や新商品の情報、売り上げ情報などが考えられます。

悪意のある人間は、これらの情報を盗み見て不正に売買するのです。

IT用語では「ソーシャル・エンジニアリング」と呼ばれており、実際に被害も出ています。

この被害の対策として有効なのが、席を離れる時に「画面をロック」しておくこと。

パソコンの操作者がいる状態で背後から画面をジロジロ見ていては、さすがに操作者も

気づくでしょう。

しかし、その人が席を外した隙であれば難なく画面を見ることが可能です。

そのためにも、離席時には画面をロックしておくことが大切なのです。

画面のロック方法は

「windowsキー」 + 「L」

でロック可能です。

席を離れる時にキーを二つ押すだけなので、お手軽ですね。

これで情報漏洩のリスクが少し減るのであれば、やらない手はありません。

是非実践してみてください。

さらに安全対策を行いたいという場合は、画面にプライバシーフィルタを張っておくと

なお安全です。

フィルタを張っておくことで、パソコンの目の前に座っていなければ画面を見ることが

できないので、パソコンやサイトへの「ログインID」や「パスワード」を盗み見られる

リスクを減らすことができます。

外出先でパソコンを使う、営業さんなんかには特におすすめです。

2.席を離れる時に書類をしまう

会社の情報が表示されているのは、パソコンの画面だけではありません。

資料やお客からのFAXなど、印刷物にも多くの情報が記載されています。

デスクワークを行う際は、これらの資料を机に置きながら仕事を行うことも多いでしょう。

しかし私の周りにも多いのですが、席を離れる際にこの資料を机に出しっぱなしにしている

方がいます。

パソコンの画面とは違って、印刷物は簡単に盗むことができてしまいます。

悪意のある人物にとっては格好の獲物になってしまう訳ですね。

そうならないためにも、席を離れる時は机の引き出しなどに資料をしまうようにしましょう。

机に引き出しが無いようなら、資料の内容が見えないように裏返しにする、

上に何かを乗せておくなどするだけでも、効果はあります。

手間のかかることではないので、しっかり実践しましょう。

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パスワードの隠し場所は一工夫

パソコンへログインやメール、会社のシステムへのログインなど、覚えておかなければ

いけないパスワードは結構ありますよね。

これらのパスワードはすべて別々で予想されにくいもの、さらには定期的に変更するのが

理想とされていますが、それは皆さんご存知だと思います(実践しているかどうかは別として)

そして、そのパスワードは忘れてしまった時のために、どこかへ保管しておきますよね?

よくあるのが、付箋に書いてパソコンのディスプレイに張り付けておくというもの……

分かると思いますが、絶対にダメです。

もはやパスワードの意味をなしていません。

中には社員証や財布、スマホカバーにしまっている人もいるようですが、これもNG

しまってある場所がNGという訳ではなく、外に持ち出すものにしまっている部分がNGです。

外でそれらのものを落としてしまった場合、悪意のある人が持ち主を特定し

外部から会社パソコンへの侵入を許したり、直接会社に潜り込んで情報を盗むといった

リスクが増えてしまいます。

そのため、パスワードの保管に適している場所は会社のどこかが良いのですが、

一番いいのは鍵の付いたロッカーや引き出しに入れておくことです。

そして、ここで一工夫。

ただロッカーや引き出しに入れておくだけではなく、パスワードを付箋の様な張り付けられる

物に書いておき、ロッカーや引き出し天井部分に張り付けておくのです。

こうすることで、パスワードのありかを探している悪人は引き出しを開けてもぱっと見で

パスワードが見つからず諦めるでしょう。

中には「そこまでする必要あるの?」と思う方もいるかもしれませんが、

あります!

情報漏洩というのは、ただ情報が漏洩するだけで終わりではありません。

会社の信頼が失墜し、膨大な損害が発生するでしょう。

その額は個人が払えるものではありません。

そのリスクをちょっとした工夫で減らすことができるので、やらない手はありません。

特に、上述したパスワードをディスプレイに付箋で張り付けているだけという方

その付箋をそのまま引き出しの天井に張るだけでいいのです。

ぜひ実践して、情報漏洩のリスクを減らしてください!

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おわりに

ここまで身近に・手軽にできるセキュリティ対策を紹介してきましたが、いかがでしたか?

どれも簡単にできる内容なので、実践してみてください。

個人で意識することも大切ですが、会社の場合は皆が意識しなければなりません。

会社を経営している方であれば社員の方に実践を促し、抜き打ちチェックなんかを

実施するといいでしょう。

また、社員間のイベントとして「宝探し」ならぬ「パスワード探し」を実施し

簡単ににつかる場所にパスワードを隠していないかチェックしても面白いです。

この場合、パスワードの隠し場所よりも「セキュリティ対策」を意識してもらうことの

方が重要なので「パスワード探し」にこだわる必要はありませんが、何かしらのイベントで

セキュリティに対する意識を持ってもらいましょう。

それでは今回はこの辺で。

ではでは!

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