お茶入れのマナー。お茶入れからお客さんに出すまでの手順とポイントを紹介

お茶入れのマナー。お茶入れからお客さんに出すまでの手順とポイントを紹介

どうも、カネスズです。

皆さんはお客さんへのお茶入れ、上手くできますか?

会社に勤めていると、来社したお客さんにお茶を出すように指示されることは良くあります。しかし、お茶出しの勝手を知らないと難しい部分もありますよね。

今回はビジネスにおけるお茶出しのマナーと共に、お茶入れからお客さんに出すまでの手順とポイントをご紹介していきたいと思います。

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お茶入れの基本手順

まずは詳しく見ていく前に、お茶入れの流れをご紹介します。

  1. 急須にお茶の葉をいれお湯を注ぐ。
  2. 茶碗にお茶を入れる。
  3. お盆に茶碗・茶托・布巾を乗せる
  4. お盆を胸の高さまで持ち上げて運ぶ
  5. ノックして部屋に入る
  6. サイドテーブルがあればお盆を置く
  7. 上座に座っている方からお茶を出す
  8. 退出

大まかにはこの8つの工程を守れば大丈夫です。しかし、それぞれの工程で、細かいポイントが存在するため注意が必要です。

それでは1つ1つ見ていきましょう。

1.急須にお茶の葉をいれお湯を入れる

まずは急須にお茶の葉を入れ、お湯を注ぎます。

この時、お湯を入れてからすぐに茶碗に淹れるのではなく1分ほど蒸らしておくと濃厚な味になり、喜んでもらえるでしょう。ここで注意したいのは、時間を置けば置くほどおいしくなる訳ではないということ。

蒸らしすぎると、渋みが出てきてしまうため注意が必要です。また、蒸らしておく時間を使い茶碗にお湯を入れておき、温めておくとお茶が冷めにくくなります。

急ぎでない場合はぜひ行いましょう。

2.茶碗にお茶を入れる

お茶ができたら、茶碗にお茶を淹れます。

茶碗を温めるためお湯を入れていた場合は、捨てることをお忘れなく。お茶を淹れる量は6から7分目を目安に淹れます。

なみなみに入れてしまうと飲みにくく、こぼれやすいため注意しましょう。

3.お盆に茶碗・茶托・布巾を乗せる

お盆に茶碗を乗せる際は、茶托の上には乗せず別々に乗せましょう。

確かに、あらかじめ茶托の上に茶碗を乗せておけば出すときに手間が減りますが、持ち運ぶ段階でお茶がこぼれ茶托が濡れてしまう可能性があります。

面倒くさがらず、別々に乗せましょう。

4.お盆を胸の高さまで持ち上げて運ぶ

一通り準備が整ったら、いよいよ持ち運びを行います。お盆は胸の高さまで持ち上げ、両手で持って運びましょう。

お茶を溢さないように注意は必要ですが、お盆を凝視しながら歩くと何かに躓いたり人にぶつかる可能性があるため、姿勢を正しく前を向いて歩きましょう。

そうすることで、自然と安定して運ぶことができます。

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5.ノックして部屋に入る

部屋に入る際は、必ずノックをしてから入るようにしましょう。

両手がお盆で塞がっているからと言って、足でノックするようなことはしてはいけません
確実に音の位置でバレます。

どちらかの手でお盆を支え、片方の手でノックをしましょう。

部屋に入る際は「失礼します」と一言添え、礼をしてから入るようにします。この時、髪の長い女性の場合は髪が茶碗に入らないように注意してください。

6.サイドテーブルがあればお盆を置く

部屋に入った後は、そのままお茶を出すのではなくいったんお盆をサイドテーブルに置き、そこからお茶を出すようにしましょう。

サイドテーブルがない場合は、下座の机の端にお盆を置きます。

7.上座に座っている方からお茶を出す

お茶を出す際は、上座に座っている方から順番に下座に座っている方にかけて出すようにします。

出す際は、一緒に運んできた茶托に茶碗を乗せ、相手の右後ろから茶碗の柄が見えるように出すのがポイントです。

しかし、無理に右後ろから出す必要はありません。

部屋が狭く、後ろに回れない場合は「前から失礼します」などの言葉を添え、邪魔にならないように出すようにしましょう。

8.退出

お茶を出し終えた後は、すぐに退出します。「失礼いたしました」と言い、軽く礼をして退出しましょう。

終わりに

ここまで、お茶入れからお客さんに出すまでの手順とポイントを紹介してきましたがいかがでしたか?

意外にやる事、覚えることが多く大変に見えますが、1度経験すれば自然とできるようになるので、頑張りましょう。

それでは今回はこの辺で。
ではでは!

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